先日読み終わった本をご紹介します。
向日葵のある台所は毒親本でした

毒親系だと知って借りてきたのだけど
こちらまでしくしくさせられてしまうんです。
内容
折り合いの悪い母との生活で垣間見えた、一筋の光とは――。
森園麻有子(46歳)は、中学2年生の葵と二人暮らし。ある日、自分勝手な姉から、倒れた母を引き取って欲しいと電話があった。実家と折り合いが悪く、極力関わらないようにしてきたのに――。不安が募る中、疎遠な状態だった母親との生活が始まる。唯一の救いは、自分の味方である葵が、祖母の扱いが上手なこと。しかし、目をそらしたい現実はすぐそこにあって……。肉親だからこそ許せなかった過去に、麻有子は決着をつけられるのか
アマゾンより
感想
毒親を持つ身のわたしとしては
後半の実母の姿はあまり無いのだろうと思います。
極論を言えば、この本自体をわたしの実母に読ませたい・・かも。
あちこちに出てくる主人公の気持ちは 痛いほどわかり、
しくしく傷みました。
ただ、もしかしたら
この時代にはこういう親が多かったのかもしれない・・と思いました。
子どもと自分の関係を見れば 子育てがどうだったのかわかる
誰かが誰かに甘えるのは、それが許されると信じているからだ
P277より
(毒親から回復したけど)いまだにわたしは
やはり母とゆっくりと話しをしたいと思うことは少なくて
余程、心に余裕があるときだけです。
甘えようとしたこともほぼなくて
避けたい一心でした。
いっぽう息子たちは、結構わたしに甘えてくれている・・・
子育ては間違っていなかったのだなとホッとします。
それさえも「母を反面教師にしてきたから」と言うと
この話と重なるんですけどね。
まとめ 向日葵のある台所は毒親本でした

気になる方はぜひ、
読んでみてくださいね。
わたしは「秋川滝美」さん初読みでした。
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